名勝負を繰り広げてきたアントニオ猪木、1日も早く元気な姿を

■アントニオ猪木さん、リハビリで自分との闘いに燃える

 元プロレスラーで元参議院議員のアントニオ猪木さんが自身のYouTubeチャンネルで腰の治療で入院しリハビリに一生懸命努めている姿を観ました。リズミカルなアントニオ猪木のテーマがBGMとして流れる動画チャンネルで、リハビリに励み「最強の敵」自分自身と真正面から向き合う姿には、思わず「がんばれ!」と応援したくなります。動画では、猪木さんが食事中に明るい表情で健在ぶりをアピールしファンの声援に応えたい意向を示すなどしており、日本の人々はホッと安心したのではないでしょうか。

■「異種格闘技戦」など名勝負をしてきた猪木さん、対アリ戦はベスト・ファイトの1つ

 私は、猪木さんの熱狂的ファンとまではいきませんが、かなり好感を持って新日本プロレス時代全盛期の姿をテレビ番組で観戦しながら応援していた時期があります。テレビ朝日の毎週金曜日の夜の時間帯に放映していた「ワールド・プロレスリング」で、タイガー・ジェット・シン、スタン・ハンセン、ハルク・ホーガン、アンドレ・ザ・ジャイアントと、そうそうたる顔ぶれと闘った「闘魂」に、まさに手に汗握りながら見入っていました(当時古舘伊知郎さんの実況でさらに盛り上がったのは、私だけではないでしょう)。

 さらに、私が特別印象に残る試合は、1976年に日本武道館で行われたモハメド・アリとの「異種格闘技戦」です。今年は、同格闘技戦開催45周年のメモリアル・イヤーとなります。この試合は、今なお賛否両論あるそうですが、猪木さんがアリに対して真剣勝負として立ち向かっていった(プロレスの技がほぼ禁止というルール上の制約があったそうですが)姿は、当時その試合をテレビ観戦していた小学2年の私にとって、今でも脳裏に鮮明に焼き付いています(アリが5年前に亡くなった〈はやいものですね。アリが逝去したのは昨日のことのように感じます〉ときに、テレビの追悼番組で猪木さんとの異種格闘技戦の再放送が流れました)。最終15ラウンドまで闘い抜き、判定結果はドロー(引き分け)でしたが、私には、猪木さんが優勢のような気がしました。アリが猪木さんの蹴り攻撃にもんどりうって倒れたほか、猪木さんの度重なるキックにアリがびっくり仰天する表情でロープによじ登っていたからです(このときのアリは、「そこまでやるか、もう勘弁してくれ」と言わんばかりの表情でした)。この試合は、現在ネット動画で自由に閲覧することが可能で、現在でも時々、当時の試合を観戦しエキサイトしています。制約にがんじがらめにされながらも最後の最後まで攻め続けた対アリ戦は、間違いなく猪木さんの名勝負の1つだと思っています。

■猪木さんの元気な姿での復活を願う、コロナを吹き飛ばし日本全国を明るく

 猪木さんには、リハビリに耐え無事に退院し元気になった姿を見せてほしいものです。とにかく焦らず無理をせず可能な範囲でファンの人たち、応援する人々などに対しさらにパワーアップした「1、2、3、ダァーッ」「元気ですかっ!」の掛け声を披露して、コロナを吹き飛ばし日本全国を明るくしてほしいものです。■

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作成者: yazohchi

ブルース・リーファンを35年以上も続けています。これからも彼の願っていた世界平和、心の平穏などを受け継ぎ、次世代へとつなげたいと思います。そんな思いがあってブログをはじめました。

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